崖っぷちフリーランスのほったらかし投資

収入が不安定なフリーランスが、投資で不安を解消!……予定

投資が怖いなら、FXを外貨預金のように積み立てみては?

知り合いに「投資を始めたよ」って言ったら、「意外だなぁ」とつぶやきながら、なんとなく胡散臭そうに私のことを見返してきた。

なんでだろう、これが「保険に加入した」でも「外貨預金を始めた」と言ったとしても、そんな反応はしないはずだ。

どうしても日本人は、「投資」や「お金」っていう言葉が苦手のようだ。

お金は汗水たらして稼ぐもの、というのが絶対の善とされている雰囲気……苦手だな。

 

そうした投資の中でも「FX」となると、さらに格下というイメージを持っているようだ。「株」が知的なイメージに対して、「FX」となると完全にギャンブラーという感じ……。

 

でもね、それこそ「投資は損するもの」という日本人特有(?)のコンセンサスを作ってきたのは、「株式投資」だと思います。

投資を始めてみようと思って、個別株をいくつか買ったけれど、企業の株が上がるか下がるかなんて、まったくわかりようがありません。企業がなにか失敗して顰蹙をかっている時に「これは下がるな」というのが分かるくらいなものです。その下がっていった株を、底で買うっていうのも、これまた難しい。素人の大半が、株では失敗しているんじゃないでしょうか?

 

では、「外貨預金」や「外貨積み立て」はどうでしょう?

なんだか堅実なイメージがありませんか?

 

特に下がった上がったを考えることもなく、淡々と積み立てていくだけです。いつ始めても、10年や20年の単位でみていけば、損をすることは少なそうです。なんで損するイメージがないのか? これは、損しないからでしょうね。為替は、波のように上がったり下がったりするものです。2-3年後に為替損益がマイナスになっていれば、プラスに転じるまで待てばよいのです。そう考えると、対象国が消滅でもしない限りは、外貨積み立てで損する確率は低いです。

 

それでは、同じ為替を投資対象にしているのに、FXが異常に「ギャンブル臭」がするのはなぜか?

 

FXをやってきた人たちが、一攫千金を狙いすぎたか、多くのメディアが損する人たちばかりを取り上げてきたからではないでしょうか?

そんな風にFXを擁護すると、ますます疑われそうです。でも、FXだって、外貨預金とほとんど同じリスクで運用することだってできるんです。

 

もし「投資」が怖いものだと考えているのなら、FXを外貨預金のように始めてみたらいかがでしょうか? FXで怖いのは「リバレッジ」と「ロスカット」です。リバレッジとは、いくらかの補償金を積むことで、補償金以上の外貨を買ったことにすること。

例えば、手元に数万円を補償金として1万米ドルや2万米ドルを買ったことにして、取引できます。だから、1米ドル=100円が110円になれば、1万米ドルを買っていれば1万円、2万米ドルを買っていれば2万円が得られます。

ただし、逆に1米ドルが99円や98円になった場合には、逆に1万円、2万円を失うことになります。そして、補償金を割るほどに評価損が増えた場合には、「ロスカット」されます。補償金をすべて取られてしまうのです……当たり前ですね。この「リバレッジ」を調整することで、FXは、ハイリスクにもなるしローリスクにもなるんです。

 

外貨預金と同等のリスクにするには、リバレッジを1倍にすればよいのです。そうすれば、1米ドルが80円になろうと70円になろうと関係ありません。待てば必ず元の100円かそれ以上へと回復するはずです。

 

以上のことを書きながら、FXが外貨預金よりも優れている点を調べてみました。

hedgefund-millionaire.com

手数料に関しては、外貨預金でもネット銀行を中心に減らしている銀行も出てきているようです。また、外貨の定期預金であれば、金利も高く設定されているようです。こうしたことを勘案して、FXにするか、外貨預金にするかを決めるのもいいですね。

 

今日はそんな提案でした。